東京の坂と橋 四方山話83 江戸の折り紙 [東京の坂と橋]
1797年(寛政9年)京都の書肆吉野屋為八より『秘伝千羽鶴折形』が刊行される。
日本最古の、否世界最古の折り紙の折り方を示した本だ。
全部で49種類の連結する鶴の折り方を、完成絵、展開図が記されており、それぞれに優雅な名前とその名前にちなんだ歌が記されている。
残念ながら、原本は非常に貴重なもので私が所持しているのは、1976年に復刻された現代のものだ(上の写真)。
それでは折鶴の折り方はいつごろ確立されたのだろうか?
1682年(天和2年)に出版された井原西鶴の『好色一代男』の中で、主人公である世之介が「比翼の鳥のかたち」をした「をり居(おりすえ)」をつくるという記述があるのが最古のものといわれているので、江戸時代初期にはすでに折り方は確立されていたものと思う。
ただし挿絵に描かれているわけではないので、どのような形をしていたのかはわからない。
話を『折鶴』から『折り紙』に広げると、折り紙の起源は明かではなく、中国起源説、日本起源説、はてはスペイン起源説まである。
ヨーロッパにも独特の折り紙の伝統はあるものの、現在「origami」は世界共通の言葉として市民権を得ている。
いつの頃のことかわからないが、長寿のシンボルである鶴を1,000羽折ることで、病気の快癒を願がかなうという風習が生まれた。
最近いつも訪問いただいているある方が病気になった。
そこで一日も早い快癒を願い、一日に一羽の鶴を折っていきたいと思う。
毎日記事の最後にさりげなくその日折った鶴をアップさせていただく。
こんばんは。
折り紙の起源・・・考えたことがなかった。
ただ、紙の発明は中国のようでもあり、でも、高価で折り紙に使えたのかも不思議です。
やはり、江戸のものでしょうか。
葛飾北斎の漫画のようなものはヨーロッパでも有名ですね(^-^)
by はせお (2014-02-20 01:51)
おはようございます
折り紙すごいですね。
折り紙には日本の心が感じられます(^_^)ニコニコ
by すー (2014-02-20 04:30)
私も、此処に千羽鶴がある。親4人を送り。子供達4人が自立・もう自分の責任が果たせた、と思えたとき、力が抜けた。支えていた気も抜けて・・・そんな時姉が心配して千羽鶴を…今でも見る度に思い出す。若かりし頃を〜(笑)
by 沈丁花 (2014-02-20 05:19)
折り鶴にも色んな種類があるんですね…(・_・;)
by 下総弾正くま (2014-02-20 06:03)
おはようございます。
折り紙の起源興味深く拝見させて戴きました・・・一時ハマった事有ります。
by YUTAじい (2014-02-20 06:37)
おはようございます。
折り紙懐かしいですね~
手裏剣作ってよく遊んでました♪
by XPERIA (2014-02-20 06:41)
熨斗の鶴ですか(驚)
その方のご快癒を祈ります。。。
by 獏 (2014-02-20 06:44)
鶴を折る気持ちが通じると良いですね。
by kotobuki1946 (2014-02-20 07:16)
鶴は良く折っていましたが、変わった折り方もあるのですね!
by ma2ma2 (2014-02-20 07:34)
千羽鶴か~昔は結構作りましたヾ(´▽`;)ゝ
by nano (2014-02-20 07:45)
息子が折り紙が大好きで、48面体を作って遊んでいたことを思い出しました
そのくせ~鶴は折れなくて^^
鶴に託したその願い、きっと叶うと思います
by viviane (2014-02-20 07:52)
熨斗の尾の鶴
いろんな鶴があるのですね
折り方の手順書に詩を添えるとこるが素敵ですね
優雅だなぁ^^
by さる1号 (2014-02-20 08:14)
折りヅルもいろいろなおりかたがあるのですね。
これから枚につ楽しみに見てみます。
おりかたは難しそうですね。
by yoko-minato (2014-02-20 08:19)
尾の形はどのように?
食い入るように見てしまいました。
一羽ずつ。気持ちを込めて折る鶴が、その方に快復への力を届けますように。
by orange (2014-02-20 08:23)
折ってみたくなりました。
by pandan (2014-02-20 08:33)
凄い〜!
こんなの折れるんですね!(◎_◎;)
千羽鶴の件、私のブログでも真似させてもらいますね!
by よーちゃん (2014-02-20 08:34)
こんな本が有るんですね
でも・・子供の頃から折り紙って苦手です><;
by くまら (2014-02-20 08:35)
折鶴って大昔からあったんだね。
by Aちゃん (2014-02-20 08:58)
おはようございます^^
駅員3さんって器用でいらっしゃいますね~
by mimimomo (2014-02-20 09:07)
お早うございます、変わった折鶴ですね、始めてみましたね、そうかあの方が入院されていたとは私も回復願って折ってアップいいたしたいと思います。
by 馬爺 (2014-02-20 09:20)
いいなぁー、この本。
機会があれば見せてください。
by Falcon (2014-02-20 09:41)
折り紙ですか、手先が不器用で折鶴をまともに作れた事がありません。
写真の鶴、初めて見ました。かなり難しそうに見えます(*´∇`*)
by johncomeback (2014-02-20 09:51)
貴重な本ですね!興味あります。
折り鶴は毎年折っています。
駅員3さんの祈りもきっと通じると思います^^
by ゴーパ1号 (2014-02-20 10:45)
今日は。
復刻版でも貴重ですよ。
by 夏炉冬扇 (2014-02-20 11:22)
当時としては素晴らしい本としてたんでしょうね。
でも今でも見る事が出来るのは嬉しいですね。
by 旅爺さん (2014-02-20 11:49)
いろいろなおり方があるとは知りませんでした
by いそいそ (2014-02-20 11:54)
鶴 奥が深いんですね~
驚きました
by (。・_・。)2k (2014-02-20 13:04)
ありがとうございます。
まだ道路の両側とかに雪が積もって、
寒い日には凍結して、車をズルズルして
はしりますね。
by ryuyokaonhachioj (2014-02-20 13:23)
本日の誕生日へのコメント有難うございました。
来年は古希を迎えますので野菜作りで体力をつけて頑張ります。
by sarusan (2014-02-20 13:34)
千羽鶴の祈りが届くといいですね。
むかし、やはりこんな本を見ながら
家族で折り紙に燃えた記憶が有ります(∩_∩)
by まこ (2014-02-20 14:06)
折り紙 最近ちょっとやってみたんです
ネット見ながら…
めっちゃむずかしかったです
by ねこじたん (2014-02-20 14:10)
真心こもった折鶴で元気になられますように
by ゆうみ (2014-02-20 14:12)
工事から帰ってきました。寒かったです。折鶴の世界も奥が深いんですね。^^;
by ソニックマイヅル (2014-02-20 14:39)
いくつか鶴の折り方があるのは知っていましたが、全部にこうやって名前がついているとは知りませんでした(@_@)
折り鶴に込められた想いが届いて早く元気になられますように<(_ _)>
by ニッキー (2014-02-20 15:11)
この鶴、1枚の紙からできているんですか!?
折り紙の世界はコアだとは知っていましたが
こうしてモノを見るとビックリします^^b
by 昆野誠吾 (2014-02-20 16:49)
尾が熨斗という折鶴、初めて見せていただきました。(その部分を開くとクジャクになりそうですね)
by sig (2014-02-20 17:42)
昔見たことがあります。
すごいですよね。
何羽も連なったりして。
by 楽しく生きよう (2014-02-20 20:08)
折鶴にもいろいろあるんですよね。
お勤めしていた時に折り紙が好きな方がいて
いくつか折ってもらったことがあります。
ご病気のお友達のご回復をお祈りいたします。
by 美美 (2014-02-20 20:29)
我が家も数年前まで千羽鶴がありました。
娘が幼稚園の時、入院したときに、
幼稚園のクラスの友達から貰った物です。
最後の写真の折り鶴は初めて見ました。。
こういうのもあるんですね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-02-20 21:06)
チェルシーの包み紙で"折鶴"を折るのが得意です(^^)
by 風来鶏 (2014-02-20 22:23)
言葉は話せなくても折り紙でコミュニケーションが出来たって話を
昔,TVのドキュメンタリー番組で見たことがあります.
手先の器用で繊細な日本人ならではの文化だと思いますね.
駅員3さんの千羽鶴へ込めた思いが届くといいですね.
by 唐津っ子 (2014-02-20 22:29)
折り紙は、日本の誇る、世界に誇る文化ですね♪
ある方が病気、早く快方に向かわれますように^^
by あざみ (2014-02-20 23:37)
そんなに折り方があるのですか!
昔の人はすごい・・・^^;
また駅員3さんのお心遣い、その方に届くといいですね^^
by ちょいのり (2014-02-21 01:18)
この素晴らしい本を持っています。京都からアルゼンチンのブエノス・アイレスまで山田様は贈り物を送りました。
アルゼンチンでいつも連鶴を教えています・・・
by Pablo de Freijo / デ・フレイホ・パブロ (2016-08-16 09:42)