東京の坂と橋 番外編107 多摩の石仏を巡る17 吉祥院3 [東京の坂と橋]
少し間が開いてしまったが、引き続き吉祥寺の石仏をご紹介したい。
吉祥寺は多摩センター駅東の東に位置し、この一角は多摩ニュータウン開発から取り残されたように昔の雰囲気を伝えている閑静な場所にある。
吉祥寺1でも述べたとおり、多摩ニュータウン開発に伴い、野の石仏たちは移転を余儀なくされここ吉祥寺に集った。
次の地蔵菩薩は1679年(延宝7年)の建立で、元は八王子市松木にあって道しるべの役割も果たしていたという。
その隣の山型角柱は『橋供養塔』で、1824年(文政7年)の建立である。
かつては、山門の水路脇にあった。
その隣は、残念ながら風化のせいだろう、首が落ちてしまったお地蔵さまが祀ってある。
残念ながら建立年月日は読み取れなかった。
更にその隣には、山型角柱の『徳本念仏塔』がある。
徳本念仏塔は、多摩市内に2基あるうちの1基がこれだ。
独特な書体が特徴のこの塔は、江戸時代に諸国を巡礼した徳本上人の名を冠したもので、徳本上人は、全国に念仏講を作り、独特の文字で『南無阿弥陀仏』と記した念仏塔を1000基以上建立されたという。
その隣の地蔵菩薩は、1793年(寛政9年)の建立だ。
まだまだ吉祥院の石仏は続く。
【追記】冒頭『吉祥寺』と記してしまいましたが、『吉祥院』の誤りでした。
大変失礼いたしました。
me-coさん、ゴメンナサイ(^^;っっ
おはようございます
よいお顔をされおりますね(^_^)ニコニコ
by すー (2011-12-15 04:41)
1679年〜古いものなのですね。
by pandan (2011-12-15 06:12)
おはようございます。
穏やかなお顔ですね。
by BPノスタルジックカーショー (2011-12-15 08:52)
ふと・・・今でも地蔵さん作ってる人っているんでしょうが
どんな人なんだろう??
by くまら (2011-12-15 09:17)
首が落ちたお地蔵さんに、かぶせた赤い帽子と前掛け
人に優しさが感じられますね
by koh925 (2011-12-15 11:49)
こんにちは。
本当に・・・良いお顔です!
by YUTAじい (2011-12-15 12:34)
首が落ちたお地蔵様は、誰かの身代わりになって“首を斬られた”のではないでしょうか?!
by 風来鶏 (2011-12-15 13:49)
そのような経緯でコチラに集まったのですね。
葬儀で訪問したときに「ずいぶんと古いお地蔵様のあるお寺だ」という印象が強かったです。
by レイリー (2011-12-15 14:28)
こんにちは。
偶然ですが、私も野仏アップ。しかも赤い前垂れと帽子です。数は少ないですが。
by 夏炉冬扇 (2011-12-15 17:24)
ずいぶん古い地蔵様なんですね、
by 馬爺 (2011-12-15 20:03)
由緒ある地蔵さんが多くありますね♪
by Loby (2011-12-15 20:16)
穏やかなお顔に癒されます。
by schnitzer (2011-12-15 22:41)
最初、「吉祥寺で多摩センター・・・???」
と混乱してしまいました、アホです(笑)
お地蔵さんもとても大事にしている地域なんですねー
by me-co (2011-12-16 00:23)
この地蔵菩薩さまは味のある表情ですね。
毛糸の赤い帽子もかわいい。
思わず拝みたくなりますね(^_^)/
by ちくわ (2011-12-16 23:38)
優しいお顔をしていますね〜〜思わず手を合わせておりました・・・(^_^)b
by 沈丁花 (2012-11-01 05:27)