東京の坂と橋　番外編85　横須賀隧道探検　12　めがね橋：東京の坂と橋をＪｅｅｐ　Ｍ３８で巡る江戸情緒発見の旅：SSブログ

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No	日　　　付	リ　　　　　ン　　　　　ク	備　　考
1	2011/03/14	東京の坂と橋　四方山話31　横須賀隧道探検1	プロローグ
2	2011/03/28	東京の坂と橋　番外編　75　横須賀隧道探検2	走水隧道1・2
3	2011/04/13	東京の坂と橋　番外編　76　横須賀隧道探検3	走水水源
4	2011/04/14	東京の坂と橋　番外編　77　横須賀隧道探検4	伊勢町
5	2011/04/18	東京の坂と橋　番外編　78　横須賀隧道探検5	観音崎まで
6	2011/04/19	東京の坂と橋　番外編　79　横須賀隧道探検6	観音崎
7	2011/04/20	東京の坂と橋　番外編　80　横須賀隧道探検7	素掘りの隧道
8	2011/04/21	東京の坂と橋　番外編　81　横須賀隧道探検8	観音崎隧道
9	2011/04/22	東京の坂と橋　番外編　82　横須賀隧道探検9	第二砲台隧道
10	2011/04/24	東京の坂と橋　番外編　83　横須賀隧道探検10	第四砲台隧道
11	2011/04/26	東京の坂と橋　番外編　84　横須賀隧道探検11	戦没船員の碑

つぎなる隧道を目指して戦没船員の碑から、花の広場めざして北上していくと、橋が見えてくる。

めがね橋2.jpg

橋の銘板には、『めがねばし』と標されているものの、橋の名前の由来を記したものは、何処にも無い。

橋の欄干から下をのぞいて見ると・・・高所恐怖症のかたは、遠慮したほうがいいと思われるくらいの高さがある。

橋の下は、岩盤をくりぬいて作った切り通しになっていて、現在は使われていないのだろうか、落ち葉が積もっている。

先を急ぐと、『花の広場』が現れてきた。
ストーンヘンジみたいな不思議なモニュメントが出迎えてくれる、広々とした草原で、走り回ったらさぞかし気持ちのいいことだろう。

この広場前から分岐して、山を下る道を選んでしばらく歩くと、先ほど眼鏡橋の上から見下ろした切り通しのところにやってくる。

これだけの高さの尾根状の岩盤をくりぬいて切り通しを作るのであれば、トンネルを掘ったほうが楽ではないのかと思われるような大工事ではなかったのか。

実は、この切り通しも旧軍の遺構なのである。
明治時代に、資材運搬通路として切り開かれたものなのだ。

現在は、使われることも無く、崩れてきた岩や、木が生い茂りガレ場の様を呈している。
この切り通しが何処に続いているのか探検してみたいところではあるが、今回の目的は『隧道探検』であり、ここにたどり着くまでに、多くの寄り道をしてしまったことと、なんの下調べもしていないことから、この冒険は、次回に譲ることとした。

一応、こういった探訪するときは、コースや、コース沿いにある名所、旧跡など下調べをしてから出発する。
しかし、今回の『めがね橋と切り通し』のように、予想外の面白いものを発見することがよくある。

そこで、玉川上水の旅などは、記事にするまでに数回訪問したりすることもよくあるのだが、さすがに私の住んでいる多摩から、横須賀はちと遠い