東京の坂と橋　124　田楽橋と目黒川さくらフェスタ2010：東京の坂と橋をＪｅｅｐ　Ｍ３８で巡る江戸情緒発見の旅：SSブログ

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名前	ふりがな	別名	所在地	北緯	東経	全長
田楽橋	でんがくぱし	―	目黒区	北緯35度38分29秒	東経139度42分10秒	37m

今日は、村山貯水池から離れて、目黒区にある橋を紹介しよう。

(今日のソネプロはどうしちゃったのか、HTMLの編集が出来ないため、後刻地図はアップします。)

実は、先日東急東横線の祐天寺駅に、次のようなリーフレットが置いてあるのを発見

なんと目黒川船入場で、桜に囲まれながらワインとジャズを楽しむ催しがあるではないか。
ジャズを聞きながら桜の下でワインを楽しむなんて、そんな豪華なひと時が過ごせるとは、粋な催しだとは思いませんか?

会場となる船入場は、昭和初期に船を導き入れるために川を切り開いて築かれた船入場の跡の下流側を目黒川調節池、上流側を公園として整備された場所た。

目黒川は、世田谷区三宿付近で北沢川と烏山川が合流して目黒川となり、天王洲アイル付近で東京湾に注ぐ二級河川である。
江戸時代より水運の川として利用され、たくさんの品物が行きかう川だったことから、「品川」の地名の起源になったとも言われている川だ。

そんな会場の船入場の脇にある橋が『田楽橋』で、色も鮮やかなブルーに塗られている。
欄干は次の写真のように錨があしらわれた粋なものだ。

上の写真は、昨年の6月に撮ったもので、緑生い茂る木はもちろん桜の木である。

ここら辺は大変よく整備されているが、「ふるさとの川モデル河川事業」により、いくつかの橋が架け替えられて、その川沿いが整備されている。

田楽橋の近くに、架け替える以前の橋の銘板を集めたモニュメントもある。

船入場はレンガ敷きになっていて、とてもモダンな感じの場所となっている。

上の写真にもあるように、船入場の北側はスチール板が張られた工事現場になっているが、ここは中央環状品川線の中目黒換気所の工事現場となっている。

中央環状線は、3月28日に新宿⇔渋谷間が開通するが、その先渋谷から品川までは、3年後の平成25年開通を目指して工事が行なわれている。

(ここを取材に訪れたのは、昨年の6月の雨の日のことである。
橋の写真にいいものが無く、この場所はお蔵入りとなっていたが、「目黒川さくらフェスタ」のリーフレットを見つけたことをきっかけに記事にしてみた。
肝心の田楽橋の写真が少ないのは、写真がうまく写っていなかったためで、後日またこの場所を訪れたときにでも、再度アップしたい。そのときには、ここある『川の資料館』も合わせてご紹介しよう。)