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Willys M38のエンジン周り [我が愛しのWillys M38]

DVC00504.JPG今日はWilly M38のエンジン周りをアップしてみました。
エンジンは、Willy MBから流れを引き継ぐサイドバルブエンジンの2.2リッター。
10944096.jpg
この写真は何かお分かりでしょうか?
DVC00078.JPG
右がエンジンオイルフィルター、左がエンジンオイルの液量を点検する棒が入っているものです。
ご存知の通り、M38は完全防水ジープとして製作されました。
トランスミッション、クラッチハウジング(ベルハウジング)やエンジンクランクケース内に発生する排圧は、エンジンオイル給油口(フレッシュエア側)にあるフォールディングバルブとブローバイガス再燃焼側(吸入再燃焼用のパイプ)のフォールディングバルブを閉じることにより排圧を発生させ、エンジンブロックに取り付けたフューエル/バキュームポンプのボディからパイプ配管し、クラッチハウジングと第二ミッション(トランスファー)ケースの上部にあるブリーザーに加えるものとなっています。これにより、排圧が水圧より高ければ水が進入してこないこととなるわけです。
DVC00076.JPG
ディストリビューターも、アルミダイキャストケースでコイルとともに完全防水し、コイルの冷却用に配管を施してあります。また2次コード(ハイテンションコード)は、防水コネクターと銅線メッシュでシールドされたコードを使用し、スパークプラグも頭部を防水コネクターにした防水プラグが使用されています。
この写真はラジエーターです。実際見るとかなり大きく見えますが、実は液量は少なく常に気を配っていなければなりません。
DVC00068.JPG
燃料ポンプは三菱製のJ3用のものを流用しています。
写真を見ると新しく見えますが、もちろん新品。未だに昭和40年代に生産の終わったJ3の部品が新品で手に入ります。
DVC00072.JPG
タグ:willys m38 ジープ
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kiyotime

これひょっとして、配線やコネクタも製造当時のままなんですか?
そうだとしたら、凄い耐久性ですね。
by kiyotime (2008-03-04 01:30) 

さといも浪漫

完全防水エンジンだったんですか、さすがにすごいですね。
※間違ってたらごめんなさい、文中にDVCなんとか.jpgって、もしかして
 写真をたくさん貼り付けられてませんか?
 うちの環境(Firefox or IE / WinXP)では、1枚目しか見れてませんです。
by さといも浪漫 (2008-03-05 00:24) 

kotarobs

kiyotimeさん、さといも浪漫さんこにんちは
いつもごらん頂ありがとうございます。
今週はblogから遠ざかっていました。
配線類は長くは持たないですね。色々寄せ集めて走っています。
写真やはりアップされていなかったので、あらためて書き直しました。
by kotarobs (2008-03-08 18:26) 

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