海外住宅事情2

皆様には、腱鞘炎の件で、色々ご心配をおかけしております。
たくさんのコメントを頂き、誠にありがとうございます。

今日は、午前中自治会の役員会があった後は、夕方まで何をするということなく、音楽を聴いてボーっとしておりました…というか、動けなかったというのが正解です。
皆様方のところへの訪問も滞ってしまい申し訳ありません。

さて、今日の本題です、

『私は誰?』 

前回は、"Are you Mandarin(広東人) ?"と聞かれたオチで終わっていますが、海外を歩いていると、よくいろいろな国にいわれます。

20代後半の頃、地中海に浮かぶギリシャと、トルコの国境付近の島では、"Are you come from the US ?"と言われ、学生時代に訪れたインドネシアのジョクジャカルタでは、下町の木陰で休んでいた古老から、"Are you come from the Philippines ?"といわれました。

一番の傑作は、30代前半に訪れた台湾で、山間部の山村のお店屋さんに入ってジュースを買った時のことです。
お店のおばあさんと英語で会話していると、思わずぽろっと出た日本語に、そのおばあさんのリアクションは「なんだ、あんた日本人か!?」と日本語で話しかけられたことです。

右の写真が私です
かなり小さくしてしまいました・・・ごめんなさい

私を広東人と間違えた香港政庁(香港返還前のことでした)の人の案内で訪れたニュータウン
とても魅力的な若い女性のキャリアでした。

たくさんの方から、「この高層マンションでは洗濯物をどう干すのか?」とのご質問を頂きましたが、そう、同じ質問を当時した覚えがあります。
答えは、・・・ごく普通にベランダに横に干すようです。

でも、このニュータウンの中層マンション(20階建て程度)に行くと・・・

1階部分にスーパーがあるのは、日本と同じですね。

やはり、皆さんこの干し方の方が落ち着くようです。

先日アップしたのとはちょっと違う夜景です。

この旅はお仕事でしたから、観光地の写真はほとんどありません。
数百枚(当時は生フィルムです)撮った中のほとんどが住宅の写真です。
(所謂高級住宅ではなく、庶民的なものばかりです)

このときはCanonのA1を持って行ったと記憶しています。
こんな夜景をとるときも最近のデジイチだったら、何回も撮れた画像を確かめて取り直せますが、この頃はシャッタースピードを変えて数枚、絞りを変えて数枚・・・その中から一番いいものを選んでという調子でした。

そんなお仕事中、マカオでこんな写真も撮っています。

ちょっと目線を変えて海から観た香港の高層ビル群です。

空から見ると・・・

最後のオチは、香港啓徳空港でのことです。
一ヶ月近い東南アジアの出張を終えて、香港から成田に戻るときにちょっとしたハプニングが起きました。

飛行機の離陸よりかなり早くチェックインしたため、搭乗口の前で集合時間を決め、同行の『偉い人』たちは、三々五々みやげ物を見に散っていきました。

ところが、集合時間になっても一人『偉い人』が現れません。
集まった他の人たちには、先に搭乗してもらい、私は待つことにしました。
ところが、最終搭乗案内になっても、現れないのです。

搭乗する飛行機は、ボーディングブリッジでは無く、ちょっとはなれた駐機場にいるため、搭乗口からバスでの移動となります。

搭乗口の係員に、飛行機と業務無線で連絡をとってもらい、『お偉いさん』が搭乗していないか確認してもらいました。
その答えは、「分からない｣です。
私のつたない英語では、通じてなかったのでしょうか!?
一気に自身喪失

そうこうするうちに、英語で「乗るのか、乗らないのか、早くしろ!!」とまくし立てられる始末
搭乗口の係員に、「搭乗予定者でまだ来ていないのはいるか?」と確認したところ、「もうお前だけだ」という回答に、意を決して搭乗ゲートをくぐり、バスに乗って飛行機へと向かいました。

同行の『お偉いさん』たちのいるビジネスクラスをのぞくと、「おっ、随分遅かったじゃないか」と声をかけてきたのが、私が待っていた『偉い人』でした
なんでも、集合時間より早く戻ってきてしまったため、先に搭乗したとのこと、無事帰途に付くことが出来ました

後年・・・というか最近のことですが、フランスのある企業から破格(私にとってはですが)の報酬を提示されお誘いいただきました。
仕事は、私のかかわる専門分野に関する訴訟事案について、週一回英語でレポートをまとめ、フランス人の副社長へ英語で説明することです。
直属のラインの役員は香港人、部下は・・・

香港での私のやり取りでお判りの通り、たいしたこと無い英語力では、とても法律用語まで駆使して英訳し、報告することなど、出来るわけがありません。

報酬には目がくらみましたが・・・お断りさせていただきました。

今日の最後の一枚は・・・

夕闇迫る東シナ海に浮かぶ進貢船です。
船尾を見ると日の丸がはためいていますね。
そう、ここは、香港でもシンガポールでもありません。
ご存知の方も多いと思いますが、NHKの大河ドラマ『琉球の風』にあわせて復元されたものです。

次の写真の海に浮かんでいてもおかしくない雰囲気ですね。

コメント 19

こんばんは。
写真に味がありますね。
フィルム写真の良さでしょうか＾＾
それにしても、洗濯物の干し方、何となくおかしくなってしまいますｗ
やはり、コレも文化でしょうね＾＾
by perseus (2011-06-27 01:03) 

おはようございます

ハプニング、ドキドキでしたね。
by すー (2011-06-27 04:37) 

おはようございます。
フィルムも味が・・殆どカメラ見なくなりましたね。

by YUTAじい (2011-06-27 05:27) 

洗濯物からの滴が、雨のように降り注ぐかもしれませんね。
by manamana (2011-06-27 06:30) 

洗濯物〜風邪が強く吹いたら飛んじゃわないのかな〜
by pandan (2011-06-27 06:56) 

私だったら・・・さっさと搭乗しちゃいます＾＾
by くまら (2011-06-27 08:28) 

おはようございます
フィルム写真。。。良い味ですね

by はくちゃん (2011-06-27 08:48) 

洗濯物の干し方見ると
国内も海外でも思わずスナップしています
竿に洗濯いいですねー
竿が落ちないようにしっかり固定してないと
危ないですねー
by SILENT (2011-06-27 11:46) 

こんにちは〜
フィルムですか？
デジタルでは出せない味がありますね〜！
by masalin6412 (2011-06-27 14:34) 

フィルムで撮った夜景が綺麗です。
良い味ですね。
by ナビパ (2011-06-27 20:14) 

小さな写真、大きい方で拝見いたしました。
お姿が今と変わらないようでなによりです。
私なんか…
by schnitzer (2011-06-27 21:24) 

英語ができる人、尊敬します。
海外に行った時、どうせ通じないので、身振り手振りで対応。
自分は中国人に同胞と間違われた位かな。
鉄道撮ってたら、韓国人らしい集団に眼飛ばされました。
by しおつ (2011-06-27 21:57) 

社員寮に居た頃、食堂のおばちゃんに「インドネシア人」に間違えられてことがあります。
by 風来鶏 (2011-06-27 22:29) 

こんばんは、
人に歴史あり、ですね。。
キャノンA1、素晴らしいカメラだと思います。

駅員3さん、慎重でいらっしゃいますね。
もし私だったら「とりあえず行ってみてから考える」でしょうか。
私も過去に仕事で「大き過ぎる？リスク」を背負って、四苦八苦した経験があります。
30代だからできたのかな、なんて思っております。
腱鞘炎、お大事になさってください。

by Azumino_Kaku (2011-06-27 22:36) 

焦っていると正確さを欠きますねー
マニュアルの上のほうに書いてあるのに、下のほうを探しちゃったりしませんか？挙句の果てに、若手社員から、「ここにあるじゃないですか？」なーんて指摘されちゃったりして。
キャハハ・・・（--；）
by me-co (2011-06-28 00:38) 

１ヶ月近くの東南アジア出張
いろいろなことがあったのでしょうね。
写真は貴重な思い出のよすがですね。
by そらへい (2011-06-28 22:29) 

今は無き香港啓徳空港。
あの迫力に満ちた着陸は忘れられません。
by ナツパパ (2011-06-29 19:43) 

会社の同僚も、某アジアの国のホテルにて、
いきなり「ニーハオ」と挨拶されてました（＾＾

by さといも野郎 (2011-06-29 23:24) 

私が香港に行った時はまだ啓徳空港だった時でした。
空港に入っていくに、ビルの間をすり抜けて行くって感じなんですよね。
洗濯ものの干し方も変わっていませんね。
同じように干していて、あまり下を歩きたくないなと思った事を
思い出しました。
ゴミとかも平気で外に捨ているから、気を付けた方がいいと
話には聞いていましたが、実際に上からみかんの皮が
落ちてきたんです(>_<)
by youzi (2011-07-03 16:02)