スタッドレスタイヤ 【ブリジストン ブリザック】 [我が愛しのWillys M38]
12月23日は天皇誕生日でお休みでしたね。
昔は祝祭日のことを『旗日』と言ったものですが、今の若者に『旗日』が通用するのでしょうか?
最近は祝祭日に国旗を掲げるお家のなんと少なくなったことか。
23日は午前中にソネブロでおなじみのお茶屋さんに伺い、お年賀に使うお茶を購入させていただきました。
「お歳暮」ののぼりに隠れているのが、あのお茶屋さんです(^^)
お茶屋さんのお茶は毎年好評で、お送りした方からは大変美味しかったと喜ばれます。
お茶屋さんのところを辞去すると、ナイアガラへと向かい、昼食タイム。
他の人に作ってもらうお食事は、なぜかとても美味しく感じます。
ナイアガラの隣がコインパーキングになっているのですが、そこにJK君を停めると、なんと枠線いっぱい。
これでは、隣に車が停まったら乗り降りが大変ですね。
さてさておなかが一杯になったところで、鶴ヶ島にあるタイガーオートさんへ、注文していたスタッドレスタイヤを取り付けに向かいました。
購入したスタッドレスタイヤは、これ!!
サイズは、P285/70R17 と記されています。
このスタッドレスタイヤは、いままで履いていたオールトレーンタイヤと同じサイズで、外径は33インチあります。
コーヒーの缶と比べていただくと、その大きさがお分かりかと思います。
タイヤ館のHPでこのサイズのスタッドレスタイヤを検索しても出てきませんでした。
詳しいことはわかりませんが、米国用のタイヤだと聞いたことがあります。
一度も使っていない純正のホイールに付けていただきましたが、ホイールが変わっただけで、ずいぶん雰囲気が変わりましたね。
次の写真は今年の夏アップしたものですが、やはりこのブラックのホイールが引き締まって見えて、好きです。
鶴ヶ島から日野の自宅まで約60kmを圏央道経由で走りました。
ちょうど一皮向けていい感じになったのではないかと思います。
高速を100km前後で巡航した印象は、とても静かで癖が無く走りやすいタイヤでした。
2013 旧車祭 [我が愛しのWillys M38]
日曜日は旧車祭でした。
M38君は入院中のため、Wrangler JK 君での参戦となりました。
今回も、入り口脇の駐車場整理をさせていただいたため、お昼ご飯を食べるときに、少しだけ会場内を見て歩いただけで、ほとんど写真も撮っていません。
多くの方からM38君のご心配を頂き、本当にありがとうございました。
現在もオートジャンクションさんで、精力的に修理に取り組んでいただいております。
熱海のクラシックカーGPのときもそうでしたが、このJK君、なかなかの人気者で、結構写真を取っていかれる方が多いのには、ちょっとびっくり。
また面白いコメントとしては、
「この車、売り物ですか?」
「この車、試乗車ですか?」
とか・・・
小さいお子様からは、いつもどおり
「あっ、ジープだ!!」
という反応が多かったのですが、中に一人だけ
「この車、大きくてコワイ!!」
とお父さんに話されていた子がいて、びっくり!!
でもいわれてみると、写真ではわかり辛いかもしれませんが、確かにとてもデカク存在感があることから、コワイと感じることもあるのかなぁ・・・・などと思いました。
今回参加された車両の中で、このFerrari 330は、非常に有名なレプリカの1台ですが、とてもすばらしいものでした。
オーナーさんは、レーシングスーツにヘルメットを纏って、登場されびっくり!!
そして、このモーガンの色は、オリジナルなんでしょうか?
いやいや、この塗装の仕上がり感は、オリジナルではこんな味は出せませんね。
とても素敵な仕上がりでした。
怒涛のような土日が終わり、ほっと一息。
この二日間、まったく皆様方のところにお邪魔して、楽しいひと時を過ごすことができませんでした。
明日の朝からでもぼちぼちお邪魔させていただきたいと思います。
Willys 77 [我が愛しのWillys M38]
テレビから懐かしい歌声が流れてきたので、思わずYouTubeで探してしまいました。
さて、今日の本題です。
最近こんなものを手に入れました。
1935年(昭和10年)に国内で販売されたWillys 77のカタログです。
裏表紙の『構造明細書』の末尾には、次のように記されています。
「上記構造明細は豫告無く變更する事可有之候」
昭和に入ってからもこんな言い回しが残っていたんですね。
このWillysの動画がYouTubeにアップされていました。
この動画に登場するのが、4ドアセダンですね。
そして、2ドアクーペもあります。
さらに商用バンも用意されていました。
このカタログは、Printed in U.S.A. と入っているので、アメリカで印刷されたんですね。
このカタログで販売会社として記されている『日新自動車株式会社』というのは、カタログに記されている住所は現在は内容ですが、曽根崎の隣の住所で現在自動車部品の総合商社の『日新自動車株式会社』があります。
同社のホームページを拝見すると、その沿革で
1921年(大正10年)日本での自動車普及を目指し、大阪市北区に資本金50万円で日新自動車(株)を設立。米国スチュードベーカー、英国オースチン車等の輸入を開始。
とあるので、この会社に間違えないでしょう。
説明を読むと、この車の経済性が優れている点を強調して説明されていますが、この頃からすでに「経済性」が慮られていたんですね。
デリバリーバンのページの右上には『1ガロンあたり30~35マイル』と燃費を謳っています。
わかりやすく単位を直すと、『4.55リットルあたり48.3km~56.3km』ということになります。
これをリッター辺りの燃費に換算すると、10.61km~12.38kmとなります。
エンジンの排気量は資料によると、145立方インチとあることから、2376ccとなります。
この頃のエンジンの性能から考えると、かなりいい燃費ということがいえるのではないでしょうか。
24時間耐久レースで、このWillys 77は、65.2マイル/h(104km/h)を記録したといいます。
機会があれば乗ってみたいですね。
谷保天満宮 旧車祭 [我が愛しのWillys M38]
12月8日の谷保天満宮で開催される旧車祭ですが、残念ながらM38君の出展登録を抹消しました。
オフィシャルカーとしてJeep Wrangler JK で参戦します。
M38君の退院予定は・・・いましばらく先になると思います。
さて、JK君ですが、先日もちょっとご紹介しましだか、助手席の天井にこんなシールが張られています。
右端には英文で同じ意味が書かれたシールの端がはみ出していますね。
JK君は、もちろん屋根、ドアが外れる構造になっています。
またフロントガラスも前に倒れるようになっています。
天井は三つのパーツに分かれていて、運転席上部、助手席上部、後席から荷室までそれぞれ別々にはずすことができます。
運転席、助手席の天井をはずすと、後部の荷室にしまえるようになっていますが、後ろの部分を外すともうガレージにおいておくしかありません。
さて、日比谷公園の紅葉はだいぶ進みました。
以下 iPhone での撮影です。
次の写真は、朝6時のものです。
ん、次の写真・・・・何がおかしいのでしょうか!?
そう、上下逆でした(^^)
昼食をとりにいったとき、俯瞰してパチリ!!
今日は三田で忘年会がありましたが、内幸町から地図を確認すると3km・・・
結局3kmを30分で歩いてしまいました。
ということで帰宅が遅くなったため、今日も手抜きでゴメンナサイ(^^;;
Jeep Willys M38 [我が愛しのWillys M38]
ジープって本当に不思議な魅力をもつ生き物です。
こんな古い車なのに、小さな子ども・・・まず男の子だったらジープを見つけると「あっ、ジープだ!!」と声を上げます。
質実剛健、機能美に溢れる設計思想とフォルムは、現代のジープラングラーJKにも引き継がれています。
我が家のJK君の天井には、「屋根とドアは乗務員の保護を目的としたものではなく、風雨を防ぐためのもの」というような趣旨のシールが貼られています。
「なんでこんなに魅力をもって、老若男女をひきつけるのだろう?」といつも考えますが、その答えは「理屈抜きにかっこいい!!」としか言いようがありません。
写真は、昨年12月の旧車祭のときのもものです。
さて、昨日の記事には、多くの方から励ましのコメントを頂き、本当にありがとうございます。
そんな中で、タイド☆マンさんからいただいた質問に今日は回答させていただきたいと思います。
Q1.1枚目の画像 拝見・・・ スコップ 斧(?)の 柄の部分も
オリーブ・ドラブ色なのでしょうか?
A.はい、パイオニアツール(スコップと斧)は、車体と同じ色に塗られています。
M38君が我が家に来たときには、パイオニアツールは失われていました。
そこで、色々探し回ってやっと米軍放出品を手に入れることができました。
米軍のスコップは、上の写真をご覧いただくとお分かりの通り、普通のスコップと首の部分がまったく違う形状になっています。
このパイオニアツールが我が家にきたときは、スコップは全体を真っ黒に塗られていました。
次の写真は、レストア前のものです。
レストアするときにスコップも全部ボディーと同色で塗ってしまったのですが、これはいつもお邪魔しているオートジャンクションの社長さんのご判断です。
全部塗ってしまうのもあったようです。
2) 以前 レストアなさった後 車体を見る角度(?) 光の当たり方に
よって 色が違って見えると書かれていましたが
オリーブ・ドラブ色の成分・調合など分かればお教え下さい
バナーの部分の車体の色と、上のネービー仕様のMBと一緒に写っているM38君の車体の色は、とても同じとは思えないような色合いですね。
空の色や、周りの景色の色を写して、百変化するようです。
さて、昔から海兵隊は「我々は陸軍とは違う」という強烈なプライドが反映され、陸軍と海兵隊は明確に違う色の塗装をしていました。
具体的には、Marine Corps Green(マリーン・コー・グリーン)No.23が使われていたと記録されています。
これは、海軍工廠で使われていた色番号で、連邦規格ではFS34052という色で、かなり暗いグリーンです。
ただ、これも第二次世界大戦時とベトナム戦争時まで比較すると、時代によって色調が違うようです。
今回M38君をレストアするときには、色見本から番号で注文したため、調合はしていません。
ずらっとならんだ色見本から、感性に頼って「これだ!!」と思う色を選んでしまいました。
プラモデルなどのカラーにはこのマリーン・コー・グリーンはありませんが、『IPMS Corour Cross-Reference Guide』には、グンゼ産業水性カラーNo.H65 RLM70ブラックグリーンが似ていると記されています。
またFS34052は、RLM80オリーブグリーンが相当するとも記されていて、この本も混乱しているように見受けられます。
要は、どんな色だったのか、誰もはっきりしたことはいえない・・・ということではないでしょうか。
またステンシルの色は、陸軍はすべて『白』ですが、海兵隊は国籍マークは『白』、それ以外は『黄色』とされていたので、今回のレストアでM38君はそのようにしました。
こんなところで、いかがでしょうか?
M38君 退院メドたたず [我が愛しのWillys M38]
アメリカに発注した部品も届き、エンジンを組み込めるまでになっているのですが、北海道で陸送業者さんの過ちから受けた損傷が深刻なものとなっています。
一日も早く帰ってきて欲しいものですが・・・ここまでくれば、時間がかかってもいいから、徹底的に直して欲しいものです。
次の写真は、レストア前のものです。
今と雰囲気が違いますね。
12月8日に谷保天満宮で行われる旧車祭も、欠場となるかもしれません。
とても古い自動車のカタログ コニーヂャイアント [我が愛しのWillys M38]
今日は帰宅が日付をまたいでしまったので、超手抜きの記事で申し訳ありません。
1959年(昭和34年)に製作されたカタログです。
メーカーは、『愛知機械工業』で、現在は日産の100%子会社としてエンジンやトランスミッションを製造しているメーカーです。
愛知機械工業は、戦前は『愛知時計製造』から航空機製造部門が独立した『愛知航空機』を前身とする会社で、戦後は民需に転じて、オート三輪などの製造を手がけていたメーカーです。
愛知航空機は、99式艦上爆撃機をはじめ、彗星や晴嵐など、海軍機中心に名機を多く排出した会社です。
いずれも時代を感じさせる絵ですが、とても味がありますね。
上の右下に消防自動車のヂャイアントが写っていますが、ひょっとするとこの実物の写真をいずれご紹介できる機会が訪れるかも知れません。
ブログにアップするために、画像をだいぶ圧縮したので、細かい文字がよく読めない点は、お許しください。
オフ会の会場確定 そして 苦渋の決断2 [我が愛しのWillys M38]
◆オフ会の会場確定
かねてよりご案内のオフ会について、本日会場を予約させていただきました。
詳細は次のとおりです。
日時:11月13日(水)19時~
場所:シーアン新宿西口店
新宿区西新宿1ー12ー5
03ー3347ー5130
参加費については、料理3000円+お酒代を割り勘(=5000円程度になると思われます)でお願いします。
現在12名の方から参加の表明をいただいておりますが、もしこれからでも参加しようかなと思われる方は、サイト左上のメールフォームからご連絡ください。
参加の意思表明をされている方々には、後ほどメールを送らせていただきます。
◆苦渋の決断2
11月9日土曜日の横浜クラシックカーデーへの参加を見送ることにいたしました。
ローダーで運んででも出ようと考えていたのですが、オートジャンクションさんの社長さんとも話し合った結果、車の状態等に鑑みて今回の出展は見送り、12月の旧車祭に万全を期すことにしました。
・・・ということで、当日きる予定だった服装は、こんなものでした。
第二次世界大戦から使われたカナダ空挺部隊のバトルドレスです。
厚手の生地でダメージは全くなく、すばらしいコンディションです。
その格好の良さから人気の高いBDですが、非常に少ないためギリシャ陸軍の似たようなBDをカナダ風に改造して着られています。
もちろんこれは、カナダ製の本物です。
カナダは朝鮮戦争に連合軍として参加しており、カナダ軍の制服を着た兵士が、アメリカ海兵隊のジープに乗ったとしてもおかしくはないでしょう。
2013 旧車祭 [我が愛しのWillys M38]
日曜日はナイアガラに乗務しましたが、千客万来、10時前に回転準備を始めてから、17時にあがるまで座ることができませんでした。
こんなに忙しかったのは、初めてかも!!
くたくたになって帰宅すると、駅の近くでかったお弁当を肴にビールを飲むとそのまま寝入ってしまい、気がついたら夜中の3時(^^;っっ
歯磨きだけして再び夢の中へ・・・・
三連休最後の日、7時30分に目を覚ますと、外は小雨が降っています。
・・・どうしようかな・・・お出かけする予定はあるのですが、いかなくても済む話し・・・
まぁ、取り合えず、記事をアップしてコーヒーでものんだら決めましょう。
さてさて、今日は2013年の旧車祭のご案内です。
12月8日日曜日に、今年も谷保天満宮で旧車祭が開かれます。
今年は参加車両は一般公募はされませんが、昨年の参加台数を越える旧車が集まる予定です。
会場で皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています。
M38君の現状については、参加予定の11月9日の横浜赤レンガ倉庫前で行われる『横浜ヒストリックカーデー』には、間に合いそうも無いので、ローダーで運ぶことも考えています。
横浜の出場レギュレーションに、『参加車両の年代にあった服装で・・・』ということがあり、頭を悩ませてしまいました。
海兵隊の制服が、ここのところの体重増加にともなって、上着は前のボタンが止まらず、もちろんズボンも・・・っっっ
加えて別保管していた上着のベルトのバックルが見つからず、これではどうしようもない状況。
そこで急遽ある服を仕入れました。
もしM38君が参加できれば、私はそのある服装で登場しようと思っています。
参加者のファッションも投票があるようなので、ぜひぜひ清き一票を投じてください(^^)
M38君の現状 [我が愛しのWillys M38]
今日はいいお天気となり、日中は気温も23度まで上がりました。
少し動くと汗をかくくらいですね。
さて、先日オートジャンクションさんにお邪魔して、M38君の現状を激写してまいりました。
以下写真は、すべてiPhoneで写しています。
エンジンルームは、エンジン本体をはじめ補器類は全て外されていて、がらんどうです。
そして、こちらが、新しい心臓になります。
いかがですか、この仕上がりは!!!
ゴッドハンドEさんが徹底的にこだわってリビルトされたFORD GPWのエンジンです。
エンジンの下部には、GPWと銘が入っています。
そして残っていることの少ないエンジンの諸元を記したプレートが!!
外側の仕上がりはもちろんのこと、中身も徹底的にこだわって作られ、一部は現代の部品が使用されているそうです。
つまりオリジナルよりも信頼性が高いということですね。
ヘッドカバーには、筆記体の『F』のマークが!!
(右に90度回転するとFと読めます)
フォードのこだわりは、GPWの部品すべてに『F』の文字を刻んだこと。
それだけこだわりと自信があったのでしょうね。
このクォリティーのエンジンを載せられるM38君は、幸せです。
11月9日には間に合って欲しいものです。
M38の走行シーン [我が愛しのWillys M38]
今日は帰宅がおそくなり、またまた手抜き更新、お許しください。
今日は、YouTube の動画の紹介です。
実は日曜日まで、こんな画像がアップされているなんて、まったく知りまり線でした。
まず最初は、今年の3月に開かれたイベント「創造を絶するイルミとクラシックカー」という西武園遊園地でのイベントの様子です。
なんとこの動画の冒頭を飾るのは、M38君です。
自分が車を運転する姿を動画で見る機会は、なかなかありません。
さて、次の動画は、昨年開催された熱海HISTORICA GP のでの一幕です。
長浜海浜公園での展示が終わり、熱海銀座通り商店街へ移動するときの一こまです。
この動画には最初から30秒過ぎにM38君が通り過ぎるとこが写っているだけです。
それでも自分がM38君を運転している貴重な動画です。
早くこのように元気になって欲しいものです。
11月9日は、色々ご要請をいただき、場合によってはローダーで運んで展示させていただくかもしれません。
苦渋の選択 [我が愛しのWillys M38]
M38君のエンジンのヘッドカバーのWillysのものが調達できていません。
Ford GPWのものだったらすぐに手に入るのですが、それで妥協するか、時間とお金をかけてWillysを探すか・・・
ここで話は飛びますが、皆さん日本の誇りともいうべき『零戦』は三菱製ですが、中島飛行機でも作られていたことは、良くご存知のことと思います。
M38のエンジン本体は、M38の先輩のMBと共通です。
そのMBはご存知Willysで造られたものですが、実はMBはWillysだけではなくFordでも完全互換、同一仕様のものが造られました。
Ford社の製作したJeepは、MBと区別する意味で『Willys MB』に対して『Ford GPW』と呼ばれています。
MBは361,339台、GPWは277,896台、両社合計で639,235台製造されました。
これに対してM38(別名MC)は61,423台しか製造されていません。
したがって現存する台数も非常に少なく、『幻のジープ』とも呼ばれる所以となっています。
Fordの意地でしょうか、GPWすべての部品には『F』の文字が刻まれています。
ということは、M38君のヘッドカバーには『Willys』と大きな文字で入っていますが、GPWのそれには名前は入っていません。
色々悩みましたが、GPWのヘッドカバーを使うことに決めました。
だって戦場で故障したとき、「たまたま直すときGPWの部品しかなかったから、Willysの車にFordの部品が使われているんだ!」ってことだってあるんだから、よしとしましょう。
・・・でもちょっぴり寂しい気持ちはあります。
最後に皆様にお願いがあります。
北海道の思い出で、最後の泣くに泣けないトラブルもあわせて修理中ですが、そのためにM38のフレームの図面が必要になりました。
どなたかお持ちの方、あるいは知っているという方、情報がありましたら、お知らせくだされば幸いです。
2013 熱海HISTORICA G.P 3 [我が愛しのWillys M38]
10月1日は、仕事が終わってからsonicさんの個展に行くのを楽しみにしていたのですが、なんとAJさんから「M38君の状況を見に来い!!」とのご指示をいただき、終業の鐘が鳴るのと同時に職場を飛び出して、修理工場へと向かいました。
無残にもこわれたエンジンが下ろされて分解途中でした。
写真はとってあるのですが、アップするのも忍びないので、写真無でごめんなさい。
この壊れたエンジンに新たな部品を移植するのではなく、使える部品を外して別のエンジンに移植することになります。
エンジンは多少の時間とお金をかければ簡単に解決するのですが、それよりもっと深刻な問題が例の『最後のハプニング』によるダメージです。
この点についての詳細は、追って報告させていただきたいと思います。
今後の対処方法について、しばし修理工場の社長さんと打ち合わせて帰宅しました。
さて先日行われた熱海のイベント最終回を飾るのは、これです。
これだけでわかった方は、『オタク』の勲章間違えなし!!
実はこれ、バイクではありません。
さてさてこれは『車』!?
そう、車は車でも・・・
いかがですか?
三輪車・・・いやいや『スリーホイラー』でした。
これは公式ガイドブックによると『2013年 モーガンスリーホイラー』と記されています。
な、な、なんとこれ新車なんだぁ!!!
どうりで綺麗なわけだ!!
ということで、早速調べてみると、こんなものが出てきました。
ぜひ動画ご覧ください。
エンジンは、S&S製のVツイン 115馬力。
ミッションはマツダ製の5速だそうです。
2013 熱海HISTORICA G.P 2 [我が愛しのWillys M38]
入院中のM38君の状況を電話で確認しました。
エンジン周りの補機を外したところです。
月曜日にはエンジンをおろして、移植手術の開始となります。
前輪などの影響は、未だはっきりしません。
こちらの影響のほうが、心配です。
さて、昨日「ポルシェのボクスター」と紹介したものは、「ポルシェの550スパイダー」・・・のレプリカで、「ベック550スパイダー」だそうです。
ここで訂正させていただきます。
それにしても、優美な曲線美をもつ車ですね。
昨日の写真も、この写真もトリミングはしていません。
次に気になったのはこれ!!
フォードGTDです。
この車のプラモデルを昔作った記憶があります。
最後にこれ!!
公式ガイドブックには乗っていなかったので、どんな来歴のフェラーリなのかはよくわかりません。
Ferrari 250 GT だと思います。
さてさて楽しいひと時は、あっという間に過ぎ去り会場を撤収すると、宿泊所であるホテルニューアカオへと向かいました。
こんな夜景を見ながらのパーティーには300名近くの参加者が集い、何時果てるともない車談義に花を咲かせました。
今回、見知らぬ方々からM38君の様子を案じていただいてお声をかけていただき、大変嬉しく思いました。
ソネットのブロガーさん以外の方々も、このブログにご訪問いただいていることにビックリするやら、嬉しいやら。
M38君の退院が、10月20日の小金井に間に合うこを祈るのみです。
2013 熱海HISTORICA G.P 1 [我が愛しのWillys M38]
9月28日土曜日、熱海HISTORICA G.P の幕が切って落とされました。
私は7時30分までに会場に入るために、家を出発!!
カーナビをセットすると90kmちょっとしかありません。
この時間は、どこも渋滞はなくすいすいと走り、1時間30分しかかかりませんでした。
厚木のあたりで日の出を迎え、JK君は快調に走ります。
会場に着くと、入り口の門柱代わりに駐車します。
すっかり芝生と同化しています!!
JK君にM38君の写真を飾り付けました。
・・・ナンバーも(^^)
今回も会場入り口で交通整理をさせていただいたため、残念ながらほとんど車の写真は撮っていませんが、特に気になった車を何台か写真で収めましたので、数回に分けてアップしたいと思います。
まず最初はポルシェのボクスター。
美しい曲線ですね。
ほれぼれします(^^)
今日はこの程度で、また明日(^_-)/
北海道Jeep Touring 9/7 さんふらわあふらの 2 [我が愛しのWillys M38]
今までの北海道ジープツーリングの様子は、次のリンクからご覧ください。
(ハプニング編は、含まれておりません。)
移動日 |
出 発 地 |
|
到 着 地 |
移動距離 |
累積移動距離 |
記事のリンク |
9月1日 |
高幡不動 |
⇒ |
大洗港 |
171.5km |
171.5km |
|
9月2日 |
苫小牧港 |
⇒ |
札 幌 |
110.2km |
281.7km |
|
9月3日 |
札 幌 |
⇒ |
網 走 |
351.3km |
633.0km |
|
9月4日 |
網 走 |
⇒ |
知床半島ウトロ1 |
86.2km |
719.2km |
|
9月4日 |
網 走 |
⇒ |
知床半島ウトロ2 |
― |
― |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 1 |
329.6km |
1,048.8km |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 2 |
― |
― |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 3 |
― |
― |
|
9月6日 |
帯 広 |
⇒ |
江別西インター |
225.2km |
1,274.0km |
|
9月6日 |
- |
狩勝峠 |
(動画をアップ) |
- |
- |
|
9月6日 |
苫小牧港 |
⇒ |
さんふらわあ |
- |
- |
さて、一夜明けた9月7日はお天気もよく、大洗港へと順調にさんふらわあふらのは航行しています。
あれはさんふらわあさっぽろでしょうか。
離合の瞬間を目にすることができました。
それでは、色々ご説明する前に次の動画をご覧ください。
レストラン脇の『関係者以外立ち入り禁止』の扉を開けると、そこは厨房とレストランの間の通路でした。
さらにその先の扉をくぐってデッキにでると、ブリッジに向かいます。
小一時間ブリッジを見学させていただいた後は、船室に戻ります。
再び『関係者以外立ち入り禁止』の扉をくぐって乗船客用のスペースに出てくると、一路自分の部屋へと向かいます。
今回は、カジュアルルームです。
左右上下2段に合計12のベッドが並んでいます。
カーテンを開けると・・・ははは、ちょっと散らかってますが、船にいる間の私の空間です!!
そう、素敵なハプニングとは、船長からブリッジにご招待いただいたことです。
こんな大きな船のブリッジに入らせていただくことは、今造ボート部さん以外に少ないことでしょう。
約1時間、じっくり船のブリッジを堪能させていただきました。
こんな広いブリッジで通常操船に当たるのは3名だそうです。
さて、ここでさんふらわあふらのの諸元をお教えしましょう。
◆総トン数 13,539トン
◆航海速力 24ノット
◆全 長 192m
◆全 幅 27m
◆旅客定員数 705名
◆車両搭載数 乗用車 77台 大型トラック 154台
以上商船三井のホームページからの引用です。
続いて、ブリッジにおいて三等航海士さんからお教えいただいたことです。
◆プロペラ 2軸 直径4.8m
次の写真はエンジンテレグラフといって、プロペラの角度を変える装置です。
さんふらわあふらのは、プロペラの羽の角度を変えることにより、前進から後進まで速度を変化させます。
急ブレーキをかけるため、全速後進にせっとして船が完全に止まるまで3分42秒・・・1,492mも進んでしまいます。
ちなみにさんふらわあふらのの燃料はC重油で、燃費は11m/リットルです。
さて以前ご紹介した「今治市のプロペラのモニュメントが、固定ピッチであるのは何故?」
・・・という点について、今治造船の関係者の方から教えていただいた答えは、あの時に皆様からいただいた多くのコメントのなかで、「強度の問題ではないか?」というものがありましたが、まさにその通りだそうです。
昨日ご紹介した次の写真はジャイロコンパスが入ってオートパイロットのついた操舵輪です。
下の箱の部分にジャイロコンパスが入っていて、上のダイヤルで方位角をセットします。
オートパイロットのスイッチを入れると、設定された方位角に向けて船は自動的に舵を取ります。
船にもメーターがありますが、この操舵輪の前の上についていました。
次のパネルはスタビライザーの操作パネルで、船の左右にヒレのようなものを出して船のローリングを軽減しています。
このスタビライザーがあるのとないのとでは、ローリングは大きく違うそうです。
次の写真はスラスターといって、船を前後ではなく左右に移動させるためのもので、入出港のときに使われます。
実際にスラスターを操るのはこのパネルではなく、ブリッジの右舷端にある下の写真の操作盤で船長が操るそうです。
何故右舷にしかないのかというと、車の乗り降りなどすべて右舷で接岸することを前提に作られているからだそうです。
「なぜ、誰が、いつから・・・右舷と決めたのか?」と伺ったのですが、わかりませんでした。
この電子化された世の中でも航海日誌と海図への記入は、今でもなされているそうです。
航海日誌は、なんと英語で書かれています。
万が一の事があって船から離れるときは、この航海日誌と海図を必ず持ち出すそうです。
ふと外を見ると、現在政府が実験中の洋上風力発電の実験装置が見えてきました。
行き交え船が多い中、目視による監視の他、2種類のレーダーで洋上を監視しているそうです。
最後になりましたが、体重60kgの人間が500人乗ったら、船はどれくらい沈むかお分かりですか?
実はさんふらわあふらのは32tの重さを積載することにより1cm喫水が深くなるそうです。
・・・つまり人間が500人乗っても船が沈むのは、わずかに1cm弱ということになりますね。
時間がきてブリッジを後にしようとしたら、神棚が祀られていました。
伺うと、金比羅さまが祀られているそうです。
思わず航海の安全を祈って手を合わせました。
さて今造ボート部ねねさんの乗艦レポートには及びませんが、これをご覧になられた皆さんは、『さんふらわあふらの』の物知りになられたことと思います。
ぜひ機会を見つけて乗船してみてください。
下総弾正くまさんに続いて私も虜になってしまいました(^^)
おや、あれは・・・
北海道Jeep Touring 9/6 サンフラワーふらの 1 [我が愛しのWillys M38]
今までの北海道ジープツーリングの様子は、次のリンクからご覧ください。
(ハプニング編は、含まれておりません。)
移動日 | 出 発 地 | 到 着 地 | 移動距離 | 累積移動距離 | 記事のリンク | |
9月1日 | 高幡不動 | ⇒ | 大洗港 | 171.5km | 171.5km | |
9月2日 | 苫小牧港 | ⇒ | 札 幌 | 110.2km | 281.7km | |
9月3日 | 札 幌 | ⇒ | 網 走 | 351.3km | 633.0km | |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ1 | 86.2km | 719.2km | |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ2 | ― | ― | |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 1 | 329.6km | 1,048.8km | |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 2 | ― | ― | |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 3 | ― | ― | |
9月6日 | 帯 広 | ⇒ | 江別西インター | 225.2km | 1,274.0km | |
9月6日 | - | 狩勝峠 | (動画をアップ) | - | - |
さて、今日はM38君を苫小牧に置いて、フェリーに徒歩で乗船したときの様子を報告しましょう。
事前に商船三井さんに電話連絡済みだったので、M38君の分の運賃は、キャンセル料無しで払い戻してくれました。
次の写真は、苫小牧港で乗船手続き中の私です。
シラネアオイさんが撮影されたものをいただきました。
自分の後姿というのは、なかなか見る機会がありませんね。
乗船してゆっくりお風呂に入ってさっぱりすると、M38君と別れた寂しさから自棄酒です。
今回の晩御飯は、船のレストランのバイキングは往路で味わったので、復路は苫小牧で購入したビールと弁当です。
おっとしまった、お弁当の写真を撮り忘れました・・・といってもたいしたこと無い普通のお弁当です(^^)
そして、沈んだ気持ちを守り立ててくれたのが、シラネアオイさんからいただいたこれです。
蓋を開けると、なにやら紙にくるまれたチーズのようなものが出てきました。
そう、中を開けると、チーズケーキだったんです!!
とてもおいしくいただきました。
こんなおいしいチーズケーキを食べたのは、生まれて初めて!!
・・・残念ながら消費期限が数時間しかないため、自宅まで持ち帰ることができません。
当然一人では食べきれないので・・・シェアさせていただきました。
こうして一日は更けていきました。
そして翌日はとても嬉しいハプニングが!!
どんなハプニングが起こったのかは・・・次回に譲りましょう(^^)
北海道Jeep Touring 9/6 狩勝峠 [我が愛しのWillys M38]
今までの北海道ジープツーリングの様子は、次のリンクからご覧ください。
(ハプニング編は、含まれておりません。)
移動日 | 出 発 地 | 到 着 地 | 移動距離 | 累積移動距離 | 記事のリンク | |
9月1日 | 高幡不動 | ⇒ | 大洗港 | 171.5km | 171.5km | |
9月2日 | 苫小牧港 | ⇒ | 札 幌 | 110.2km | 281.7km | |
9月3日 | 札 幌 | ⇒ | 網 走 | 351.3km | 633.0km | |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ1 | 86.2km | 719.2km | |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ2 | ― | ― | |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 1 | 329.6km | 1,048.8km | |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 2 | ― | ― | |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 3 | ― | ― | |
9月6日 | 帯 広 | ⇒ | 江別西インター | 225.2km | 1,274.0km |
次の動画は先日アップしたもので、フロントウィンドウを倒した状態で、左前輪の上にセットされています。
目線は、ボンネットの高さより少し高いくらいでしょうか。
次の動画が昨日アップできなかったもので、帯広を出発して狩勝峠を登っていくいくところです。
フロントウィンドウを立てて左上にセッティングされていますので、ドライバーの目線より、やや高い位置にあります。
峠まで、ラスト3分半をお楽しみください。
気持よエンジンが回って、グングン登っていきます。
この後起こるハプニングは、全く予感させない快調な走りでした。
摩周湖から阿寒湖に向かう途中、当初予定していたレストランが休業・・・そこで、一番最初に目に付いたお蕎麦屋さんに飛び込みました。
食べたものは、これ!!
かつカレー南蛮です。
『かつカレー南蛮ください!!』と頼んだら、麺は蕎麦でした。
アイヌコタンでみかけたこの建物は、学生時代にインドネシアを放浪した時に、とある島でみかけた地元の建物にそっくり!!
ここまで引っ張ってきた北海道の旅も、そろそろお開きに近づいてきました。
次回は、帰りの船内の様子などをお伝えしたいと思います。
北海道Jeep Touring 9/6 帯広~江別西インター [我が愛しのWillys M38]
ここ何日か動画と悪戦苦闘していて感じたことは、M38君は楽しみながら北海道の大地を走ってくれたのではということです。
決してつらい思いをしながら走っていたのではなく、北海道の広大な台地を自然を楽しみながら走り抜けたと確信しています。
まっすぐ走ると、東京から熊本に至る道のりを、楽しみながら助手席に乗ってくれるような人がいるのかなぁ・・・
時には雨具を着てびしょびしょになりながら、またある時はじりじりと焦がされるような陽光を燦々と浴びて真っ黒になりながら走ることを「楽しい」と感じてくれる人はいるのかなぁ!?
今までの北海道ジープツーリングの様子は、次のリンクからご覧ください。
(ハプニング編は、含まれておりません。)
移動日 |
出 発 地 |
|
到 着 地 |
移動距離 |
累積移動距離 |
記事のリンク |
9月1日 |
高幡不動 |
⇒ |
大洗港 |
171.5km |
171.5km |
|
9月2日 |
苫小牧港 |
⇒ |
札 幌 |
110.2km |
281.7km |
|
9月3日 |
札 幌 |
⇒ |
網 走 |
351.3km |
633.0km |
|
9月4日 |
網 走 |
⇒ |
知床半島ウトロ1 |
86.2km |
719.2km |
|
9月4日 |
網 走 |
⇒ |
知床半島ウトロ2 |
― |
― |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 1 |
329.6km |
1,048.8km |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 2 |
― |
― |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 3 |
― |
― |
|
9月6日 |
帯 広 |
⇒ |
江別西インター |
225.2km |
1,274.0km |
北海道Jeep Touring |
さて、今日はこの北海道最後の日の様子です。
帯広を出て、当初南下し襟裳岬を経由して苫小牧を目指す予定でしたが、北上して富良野から札幌にでて、苫小牧まで走りフェリーに乗ることにしました。
狩勝峠から見下ろす景色は絶景ですね。
それでは、狩勝峠を登った最後の3分間の動画をお楽しみください。
カメラの位置は、次の写真をごらんいただくとお分かりのように、フロントウィンドウを立てて、そのフロントウィンドウの左上に取り付けて撮影しています。
前回の知床峠を登る様子の動画は、倒したフロントウィンドウに取り付けていますので、前回の動画と今回の動画では、雰囲気は一変します。
今回のカメラの視点は、運転手よりやや高い位置からの撮影となっています。
・・・ここに動画を挿入するはずでしたが、うまくアップロードできなかったため、
とりあえず記事のみアップします(^^;
地図のとおり道央道で札幌を目指して走っている途中の江別西インター手前で故障したM38君の北海道Touringは幕を下ろしました。
この後最後のハプニングが待ち受けていようとは、想像だにしませんでした・・・
今回の故障は、今回現れなかったとしても、いずれいつかは出た可能性が大きく、行き着くところまでいってしまったことによって、何回にも分けて故障することを避けることができて、かえって良かったのではと考えています。
今唯一の心配は、請求書に記されるであろう金額です(^^;
北海道Jeep Touring 9/5 知床~帯広3 帯広の夜 [我が愛しのWillys M38]
今までの北海道ジープツーリングの様子は、次のリンクからご覧ください。
(ハプニング編は、含まれておりません。)
移動日 |
出 発 地 |
|
到 着 地 |
移動距離 |
累積移動距離 |
記事のリンク |
9月1日 |
高幡不動 |
⇒ |
大洗港 |
171.5km |
171.5km |
|
9月2日 |
苫小牧港 |
⇒ |
札 幌 |
110.2km |
281.7km |
|
9月3日 |
札 幌 |
⇒ |
網 走 |
351.3km |
633.0km |
|
9月4日 |
網 走 |
⇒ |
知床半島ウトロ1 |
86.2km |
719.2km |
|
9月4日 |
網 走 |
⇒ |
知床半島ウトロ2 |
― |
― |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 1 |
329.6km |
1,048.8km |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 2 |
― |
― |
|
9月5日 |
知床半島ウトロ |
⇒ |
帯 広 3 |
― |
― |
北海道Jeep Touring |
9月6日 |
帯 広 |
⇒ |
江別西インター |
225.2km |
1,274.0km |
|
ホテルでパソコンを開き、You Tobeで知床旅情を検索すると、こんな素敵な歌にたどり着きました。
1960年、森繁久弥さんが映画の撮影で長期間羅臼に滞在した際に作られたといわれています。羅臼を去る最後の日に『さらば羅臼よ』という題で地元の人に披露されたとか。
1970年に加藤登紀子さんがシングルカットしてヒット曲となった『知床旅情』とは、知床旅情の原曲でありながら、一線を画すものではないでしょうか。
倍賞千恵子さんの素晴らしい歌唱力で歌い上げられた『オホーツクの舟歌』は、必見です。倍賞千恵子さん・・・親子ほども年齢が離れていますが、憧れの人です。
さて、帯広のホテルにチェックインすると、夜の街に繰り出しました。
人影はまばらで、もう深夜かと見間違えるような駅です。
でも時間は、午後7時前。
ここでの目的は、ラーメンです。
北海道にやってきて最初に海鮮ラーメンを食べたものの、本格味噌ラーメンを味わっていません。
スマホで調べたお店に行くと、なんとお休み!!
次のお店にたどり着くと、なんと閑古鳥が鳴いています。
「次のお店を探すのもめんどくさいし、ゆっくりできそうだからいいか!?」・・・ということで唯一のお客さんになることにしました。
餃子、おつまみメンマ、生ビールを注文してのどの渇きを癒した後は、味噌ラーメンです。
とてもおいしくいただきました。
宿泊したホテルのロビー脇にこんなスペースがありました。
そう、チャペルです。
とても荘厳な雰囲気で、素敵ですね。
北海道Jeep Touring 9/5 知床~帯広2 Willys M38 の動画 [我が愛しのWillys M38]
今までの北海道ジープツーリングの様子は、次のリンクからご覧ください。
(ハプニング編は、含まれておりません。)
移動日 | 出 発 地 | 到 着 地 | 移動距離 | 累積移動距離 | 記事のリンク | |
---|---|---|---|---|---|---|
9月1日 | 高幡不動 | ⇒ | 大洗港 | 171.5km | 171.5km | 北海道Jeep Touring 9/1高幡不動~大洗港 |
9月2日 | 苫小牧港 | ⇒ | 札 幌 | 110.2km | 281.7km | 北海道Jeep Touring 9/2苫小牧~札幌 |
9月3日 | 札 幌 | ⇒ | 網 走 | 351.3km | 633.0km | 北海道Jeep Touring 9/3 札幌~網走 |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ1 | 86.2km | 719.2km | 北海道Jeep Touring 9/4網走~知床1 |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ2 | ― | ― | 北海道Jeep Touring 9/4網走~知床2 |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 1 | 329.6km | 1,048.8km | 北海道Jeep Touring 9/5ウトロ~帯広 |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 2 | ― | ― | |
9月6日 | 帯 広 | ⇒ | 江別西インター | 225.2km | 1,274.0km |
M38君が入院しているオートジャンクションさんのゴッドハンド“E”さんから電話がかかってきました。
「とにかく来い!!」
まるでコマ送りをしているようにゆっくりと時間が過ぎて、定時になると職場を飛び出しました。
オートジャンクションさんに着くと、開口一番
「こんな酷い壊れ方したのを見たのは初めてだ!!」
といわれ、返す言葉もありません。
現状について色々説明を受け、自分自身の目で確かめ、今後の対処について説明を受けました。
今回の修理に必要な基幹部品はすぐに手に入るようです。
ひょっとしたら60年前の新品が手に入るかもしれません。
入院期間は・・・・完全回復するまでです。
・・・何ヶ月かかるかはいまのところ不明・・・・
改めて、M38君の頑張りと、素晴らしい思い出を作ってくれたことに感謝するとともに、ここまで酷使してしまったことに対して、申し訳ない思いで一杯です。
そんなM38君の活躍の様子を動画でごらん頂きましょう。
フロントウィンドウを倒した位置で撮影しています。
北海道Jeep Touring 9/5 知床~帯広 [我が愛しのWillys M38]
今までの北海道ジープツーリングの様子は、次のリンクからご覧ください。
(ハプニング編は、含まれておりません。)
移動日 | 出 発 地 | 到 着 地 | 移動距離 | 累積移動距離 | 記事のリンク | |
---|---|---|---|---|---|---|
9月1日 | 高幡不動 | ⇒ | 大洗港 | 171.5km | 171.5km | 北海道Jeep Touring 9/1高幡不動~大洗港 |
9月2日 | 苫小牧港 | ⇒ | 札 幌 | 110.2km | 281.7km | 北海道Jeep Touring 9/2苫小牧~札幌 |
9月3日 | 札 幌 | ⇒ | 網 走 | 351.3km | 633.0km | 北海道Jeep Touring 9/3 札幌~網走 |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ1 | 86.2km | 719.2km | 北海道Jeep Touring 9/4網走~知床1 |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ2 | ― | ― | 北海道Jeep Touring 9/4網走~知床2 |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 | 329.6km | 1,048.8km | |
9月6日 | 帯 広 | ⇒ | 江別西インター | 225.2km | 1,274.0km |
いよいよ5日は知床横断道路を通り、帯広へと向かいます。
走ったコースは、次の地図をご参照ください。
この日は、札幌⇒網走に匹敵する329.6kmを走りましたが、一般道のみの走行です。
知床横断道路では、羅臼岳を眺めながらのとてもすばらしいドライブとなりました。
次の写真は、知床半島東側のウトロから知床横断道路を登り始めて知床峠に至る手前からの写真です。
知床横断道路を走る様子は動画に収めていますが、動画はもう少々お待ちください。
知床峠まで登ると、羅臼岳が手に取るように近くに見えます。
さらに右手に目を転じると、折り重なるハイ松が広がる丘陵地帯の向こうに国後島が見えました。
次の写真では、ちょっと見えづらいかもしれませんが、水平線の上に薄黒く横に広がっているのが国後島です。
この後、羅臼に向かって一気に駆け下ると、摩周湖へと向かいました。
少し雲が多くなってきたものの、雨が降るようなお天気ではなく、眼下に広がるカルデラに満々と水が湛えられています。
周辺は足音を早めて近づいてくる秋、そして冬のために、ミツバチが一生懸命お仕事をしていました。
摩周湖から阿寒湖へと向かいます。
阿寒湖畔のカムイコタン・・・アイヌの民芸品ショップストリート・・・に立ち寄りました。
この後帯広へとノンストップで走り、日が暮れる前にこの日泊まる宿に無事到着しました。
北海道Jeep Touring 最後のハプニング [我が愛しのWillys M38]
9月14日、北海道が届いたものが二つあります。
一つがこれ
かわいらしいオブジェがたくさん付いた表札です。
早速玄関扉に飾られていただきました。
そしてもう一つがこれ
なんとかいつもお世話になっている東京のオートジャンクションさんに運び込まれました。
再び間見合えたことに感謝するとともに、北海道での力走を称えました。
ご心配いただきました皆様、ありがとうございました。
しかし無事に還ってきたわけではありません。
実は最後のハプニングが、9月6日の苫小牧で待ち構えていたのでした。
お見送りに来ていただいたシラネアオイさんと私の目の前で、それは起こりました。
故障した江別西インターから、苫小牧の陸送業者さんのところまで積載車に載せて運ばれてきたM38君は、積載車から降ろされるときに、積載車を運転してきた運転手さんのミスで、とんでもない負荷が前輪やシャーシ、ボディー等にかかってしまいました。
今後その修理について保険会社さんとの話し合いがもたれるため、負荷の詳細や写真は掲載を控えさせていただきますが、今日オートジャンクションさんで点検してみると、深刻な損傷が見つかりました。
実はこのダメージの方が深刻なのではと危惧しています。
この時点で、9月28日の熱海への出展はあきらめざるを得ませんでした。
10月の小金井もあと1ヶ月しかなく、どうなるかわかりません。
M38君は、人の手で作られたものである以上、直らない部分は無いと考えていますが、気が気ではありません。
北海道Jeep Touring 9/4 網走~知床 2 [我が愛しのWillys M38]
今日も帰宅したのは、日付が変わる直前・・・家を出てから19時間ぶりの帰宅です。
明日は朝一番で職場内での講演を一本抱えていて、頭の中は整理がつかず、今日も写真のアップだけで・・・というより、知床の美しさは、下手ではありますが写真で堪能していただいたほうがいいかと思います。
動画については、思いもよらず多くの反響をいただきましたが、大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。
まず、北海道シリーズについて、M38君での移動距離と記事のリンクを一覧にしてみました。
改めて走行距離を見ると、びっくりです。
JRの路線にすると、ほぼ東京から熊本までの距離が1290kmくらいと記憶していますので、そんなに走ってくれていたんですね。
移動日 | 出 発 地 | 到 着 地 | 移動距離 | 累積移動距離 | 記事のリンク | |
---|---|---|---|---|---|---|
9月1日 | 高幡不動 | ⇒ | 大洗港 | 171.5km | 171.5km | 北海道Jeep Touring 9/1高幡不動~大洗港 |
9月2日 | 苫小牧港 | ⇒ | 札 幌 | 110.2km | 281.7km | 北海道Jeep Touring 9/2苫小牧~札幌 |
9月3日 | 札 幌 | ⇒ | 網 走 | 351.3km | 633.0km | 北海道Jeep Touring 9/3 札幌~網走 |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ1 | 86.2km | 719.2km | 北海道Jeep Touring 9/4網走~知床1 |
9月4日 | 網 走 | ⇒ | 知床半島ウトロ2 | ― | ― | |
9月5日 | 知床半島ウトロ | ⇒ | 帯 広 | 329.6km | 1,048.8km | |
9月6日 | 帯 広 | ⇒ | 江別西インター | 225.2km | 1,274.0km |
ウトロの街に入ると、まず道の駅の観光案内所で遊覧船の出る時間を確認すると、出航まで小一時間あります。
そこで、道の駅でイクラと鮭の親子丼を頂き、港へと向かいました。
本日乗船するのは、このオーロラ号です。
本当は知床半島の突端まで行きたかったのですが、この船は約半分で折り返してくる90分コースです。
港を出港すると、早速オホーツク海ブルーの見事な海が出迎えてくれました。
波は無く、ほとんどべた凪状態です。
北海道には、このオホーツク海ブルーや支笏湖ブルーをはじめ○○ブルーと名のつくものが多いですが、これは空の青が水面に映えて、えもいわれぬ美しさをかもし出しているんですね。
沖縄では、きれいな海の色を「エメラルドブルー」と称していますが、これは海の色そのものですから、ちょっと違います。
海岸からそそり立つ岩肌が、人を拒絶しているようにも見えます。
折り返し地点の滝までやってきました。
空を見上げると、雲が刻一刻と変化して様々な形を見せてくれています。
港に入る直前には、なんと手塚治虫先生の描いた火の鳥が現れました。
私には、この雲が火の鳥にしか見えません。
そして、船を下りると、な、な、な、なんとゴジラを発見!!!!
・・・と思ったら岩山でした。
ゴジラに似てるなぁーと思ってみていると、地元の方から、この岩は「ゴジラ岩」って言うんだと教えていただきました。
港脇のホテルの部屋に入って外を眺めると、先ほど乗っていた遊覧船が仕事を終えて係留されています。
最後に昨日の記事でorangeさんから「はまなすの実が・・・」というコメントを頂き、改めてハマナスについて調べてみると、なんとハマナスの実はローズヒップというんですね。
お恥ずかしながら、どこかで聞いたことがあるのかもしれませんが、全く記憶にありませんでした。
北海道Jeep Touring 9/4 網走~知床 1 [我が愛しのWillys M38]
今日も帰宅がおそくなり、日付が変わってしまいました。
そこで、ちょこちょこっと写真をアップして筆を起きたいと思います。
北海道に上陸して札幌で夕焼けが見られたものの、すっきりした青空の下を快走することは叶ってません。
朝起きて網走湖を眺めると、どんよりとした曇り空で、今にも降ってきそうなお天気です。
夜の間には結構雨が降ったようで、M38君は濡れていました。
気温を測ると23度あり、寒くはありません。
・・・というより、ちょうどいいくらいの気候でしょう。
今回こんなものを導入してみました。
これで走行中の映像をお届けしようと思いますが、編集している時間が無くもう少々お待ちいただくことになりそうです。
フロントウィンドウを倒したときは、左側の最先端に付きます。
フロントウィンドウを立てたときは、ちょうど倒したときの反対側に付くように台の部分を取り付けました。
立てた位置での撮影は、目線よりやや高い位置での撮影となるため、倒したときよりも、より目線に近く臨場感溢れるものになります。
ただ、残念なのは、防水ケースに入れているため、音声がほとんど風切り音しか入っていませんでした。
それでもJeepでのドライブの醍醐味は味わっていただけるものと思います。
さてこの日は、今回の旅程の中で一番短い距離を走ります。
網走からウトロまで、86.2kmしかありません。
そこで網走監獄に寄ってからオホーツク海を左手に見ながらウトロへと向かうことにしました。
ここの様子は多くの方が取り上げてられるので、次の写真だけアップして次に進みましょう。
昔の煉瓦塀などがありましたが、建設された時代が違うのでしょうか、フランス積みであったり、イギリス積みであったり・・・
そこらへんの様子は、「煉瓦研究ネットワーク」の記事で取り上げたいと思います。
網走監獄を見学している間に雨が降り出しました。
昨日に引き続き雨具を着てのドライブとなります。
途中雨がやんだので雨具を脱ぐために止まった海岸線の脇には、とげとげの茎の先にこんな実がなっていました。
知床半島に近づくにつれてお天気はぐんぐん回復し、ついにウトロ入り口にあるオシンコシンの滝では見事な青空が広がっていました。
この頃同じ道内の札幌では大雨だったとか!?
この滝は平成2年に「日本の滝100選」にも選ばれています。
さてこの後は知床半島をクルージングします!
・・・・・つづく
北海道Jeep Touring 9/3 札幌〜網走 【追記あり】 [我が愛しのWillys M38]
この日は、今回の旅程の中で一番の長距離を走ります。
一気に札幌から旭川を素通りして、道東の網走まで走り抜けます。
全行程351.3kmですが、朝9時に札幌のホテルを出ると、道央道、旭川紋別自動車道を通って道の駅『流氷街道網走』には17時前に着くことが出来ました。
途中上のような写真を撮ったり、ワイパーブレードが吹っ飛んだり、ブレーキランプが点きっぱなしになったりと、紆余曲折はあったのの、まずまずのドライブとなりました。
道央道を走っている間は、ほぼ雨でしたが、旭川紋別自動車道に入ると、だんだん雨はやみ、宿に着くまで空はどんよりとしていたものの、雨に会うことはありまりせんでした。
今日のお宿は網走湖畔にある宿です。
雨は降っていないものの、どんよりとした曇り空・・・青空に会いたい!!
先ほど立ち寄った『流氷街道網走』で、とても不思議なものを発見して購入してきたものがあります。
これビール・・・いや失礼しました、発泡酒なのですが、宿に着いてお風呂上がりに栓を開けてコップに注ぐと・・・・
なんとオホーツク海ブルーをイメージした発泡酒だそうです。
ビールの原料に青くするための素材を入れたため、ビールとは呼べず発泡酒のジャンルになるとか。
実際に見た目は、もっと透き通ったようなオホーツク海ブルーです。
【追記】
このビール・・・いやいや発泡酒のお味をレポート書洩らしていました。
お味はビールそのものです。
バドワイザーやオリオンのような爽やかなお味で、オホーツク海ブルーのイメージにぴったりです。
このオホーツク海ブルーは、翌日知床半島をクルージングして実感させていただくことが出来ました。
その様子は、また次回!!
北海道Jeep Touring 9/1~9/2 [我が愛しのWillys M38]
M38君の抱えた問題は、ミッションのブローとお伝えしましたが、冷静に振り返ってみると、・・・エンジンではないかと思うようになってきました。
いずれにしても早く東京に戻ってきて、修理に着手して欲しいものです。
加えて苫小牧の陸送業者さんのところで、M38君をローダーからおろすときにちょっとしたトラブルがあり、かなりの負担が前輪にかかったのも心配の一つです。
さてさて、話しを旅行の様子に戻しましょう。
M38君が走り抜けた全行程1274kmを地図に落としてみました。
まず最初は、9月1日の自宅から大洗までの道のりです。
【9月1日 高幡不動⇒大洗港】
中央高速⇒首都高⇒常磐道を経て大洗港まで171.5kmでした。
この時は結構走ったように感じましたが、北海道での走行距離にしたらたいしたことはありませんね。
前にも取り上げましたが、高幡不動での日向の気温が40度でしたから、真夏並みの気温です。
この後フェリーに乗り込む直前ゲリラ雷雨に合い、びしょびしょになりながらフェリーに乗り込んだのも、今となってはいい思い出です。
上の写真はまだ雨が降り始める前で、既に乗り込んだ人たちは、デッキにでて潮風に当たりながら散策しています。
船室の大きな窓から見えるのは、おわかりでしょうか?
私がびしょびしょの衣類を乾燥させるために使用した乾燥機が写っています。
ここが6階大浴場の脱衣場になります。
そして、その右が浴室の窓になります。
あっ、ここは男性用ですよ(^^) 女性用は、左舷にあって、海からしか見えません!!
次は日が変わって、いよいよ苫小牧の街に降り立った日の行程です。
【9月2日 苫小牧⇒支笏湖⇒札幌】
どんよりとした空に、雨の予感がありましたが、せっかく北海道に来たのだからと、苫小牧⇒千歳⇒支笏湖⇒札幌というコースを走り抜けました。
全行程110.2kmは、距離にすれば短いものですが、支笏湖手前から札幌の郊外までは、顔に当たる雨が痛く感じるほどの雨脚で、さらに支笏湖近辺からは霧も出て視界が悪く、とても長い距離に感じました。
そんなお天気でしたから、残念ながら『支笏湖ブルー』は見ることができませんでした。
支笏湖ブルーはシラネアオイさんのブログで見事なブルーを記事にされています。
⇒シラネアオイさんの支笏湖ブルーの記事はこちらです
札幌市の中心部に入ると、雨も上がり美しい夕焼けが広がりましたが、さすが大都会。
ビルに阻まれて、夕焼け空をうまく収めることができませんでした。
そこで旧道庁と絡めてパチリ
(以前ご紹介した時に、誤って「県庁」とご紹介してしまいました。suzuran6さんのコメントで気が付きました。ありがとうございました。)
レンガの積み方が見事なフランス積みで、とても美しく仕上がっているのが印象的でした。
特にあちこちにあしらわれた装飾積みは見事ですが、中でも屋根の上に上がっている部分は素晴らしいものでした。
左側の窓の上にあしらわれた星のマークは、時計台についているマークと色も形も同じですね。
ちょっとハイキーにして、時計台の白い色を印象的に撮ってみました。
やっぱりこちらの方がいいかな
そして夜おいしいものをいただいたことは、既に記事に取り上げたとおりです
つづく
北海道Jeep Touring ハプニング総集編 [我が愛しのWillys M38]
昨日の記事で、皆様方にご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
また、皆様方から大変多くのお見舞いのコメントやメールを頂き、大変ありがとうございます。
私自身平凡には生きられない・・・というより、常に何かを求めているような生き方をしてきたので、トラブルを如何に解決するのかも、また楽しみの一つです。
以前にもアップしましたが、今回の旅の目的は記事の題にも『Jeep Touring』とあるとおり、北海道の大地を走ることでした。
本格的な雨に祟られたのは、9月1日、2日、3日の3日間で、後の4日、5日、6日、7日は晴天に恵まれました。
M38君は、よくがんばってくれて、こんな感動的な景色も見せてくれました。
知床横断道路の途中で、羅臼岳とのツーショットです。
よく頑張ってくれたと思います。
高幡不動から、江別西インターまで6日間の延べ走行距離は、1274kmにも及びました。
詳細の旅の様子は、改めて別項で記事にアップしたいと思います。
9月6日、当初帯広から南に下って襟裳岬経由で苫小牧のフェリーターミナルというコースを考えていましたが、富良野経由で札幌に立ち寄って苫小牧に行くことに変更し、狩勝峠の見事な景色を愛でて道央道で一路札幌へと向かいました。
野幌パーキングを過ぎた辺りで、エンジンルームから異音が突然鳴り出しました。
路肩に停車してボンネットを開けてみましたが、外見に損傷はなく、異音はエンジンの下のほうから聞こえてきます。
ここでレスキューを待つかどうか迷いましたが、江別西インターの出口が見えていたので、とりあえず高速から降りてレッカーを呼ぼうと、路側帯をゆっくり走行して出口に入った途中で登り坂になり、完全に自走出来なくなりました。
さる1号さんのコメントに「駆動系」と書き込みをいただきましたが、おそらくミッションがブローしたのではないかと思います。
62歳の老体に鞭打って、高速や山坂道を走らせて1274kmはちょっと酷だったのでしょう。
本当に楽しい思いをさせてくれたM38君には感謝です。
そして、その働きに報いられるように修理できたらと思います。
出口の手前で止まってしまったM38君を、道路公団の方が手伝ってくれて料金所を手押しで通過し、駐車場に停めて色々考えました。
まず修理するのは、やはりいつも面倒を見てもらっているオートジャンクションさんが、ジープのことについては良くわかっている上、この車のレストアをしたところでもあるので、選択の余地は無いということでした。
そして事前にM38君を整備した時に、オートジャンクションさんの社長さんと万が一自走出来なくなった時の事を打ち合わせしてありました。
万が一自走出来なくなったら、「オートジャンクションさんが提携しているゼロ陸送の最寄の営業所に運んで、そこから東京まで陸送させる」というものでした。
加入している任意保険のレッカーサービスに電話すると、レッカーの移動で10万円までしか保証されない。距離にして200km程度・・・との事でした。
そこで最寄のゼロ陸送の営業所を調べと、なんと目指していた苫小牧のフェリー埠頭の近くです。
そこで任意保険のレッカー移動は苫小牧までとして、そこからゼロ陸送で東京まで運んでいただく手配をしました。
車が故障してしまったのが、14時頃。
レッカーが到着したのが15時30分・・・一度やってきたレッカーでは対応できず、ローダーに再出動願ったため、遅くなってしまいました。
商船三井に連絡すると、万が一乗船できない場合は18時位までなら変更出来るとのこと、間に合うかどうかハラハラしながらレッカー車に同乗してゼロ陸送まで向かいました。
突然携帯電話が鳴ったので出てみると、なんとシラネアオイさんからです。
お見送りに苫小牧に向かっているとのこと、ゼロ陸送の住所を告げると良くご存知のようで、そこで合流できました。
札幌に立ち寄ることにした目的は、お友達と合うことだったのですが、結局お友達のところにもお邪魔できず、大変なご迷惑をおかけしてしまいました。
本当にごめんね、またリベンジを果たしたいと思います。
シラネアオイさんにフェリー埠頭までお送りいただき、とてもおいしそうなチーズケーキまでいただきました。
また改めて、そのチーズケーキはアップさせていただきます。
シラネアオイさん、本当に色々とありがとうございました。
シラネアオイさんにフェリー埠頭までお送りいただき、到着したのが17時30分。
無事乗船手続きを済ませることが出来ました。
ちなみに、当初は車1台とドライバーで予約していたのが、車が無くなり人間1名となったため、運賃の差額は全額払い戻してくれました。
さすが商船三井さん、ありがとうございました。
大洗からは、バス⇒鹿島臨海鉄道⇒常磐線⇒山手線⇒京王線で無事帰還を果たすことが出来ました。
さて、今回の対応は・・・いろいろな「たられば」があり、様々な選択肢があったと思いますが、まあ選択として誤りは無かったのではないかと評価反省させていただきました。
東京のオートジャンクションさんに着くのが9月14日とのこと、修理が9月28日の熱海HISTORICA G.Pに間に合うかどうかが心配です。
いずれにしても9月14日以降にならないと判明しません。
損傷の状況と修理のメドがわかり次第またご報告させていただきます。
次回からは旅の様子を動画も入れながらご紹介させていただこうと思います。
北海道Jeep Touring 9/3 ハプニング3 [我が愛しのWillys M38]
予定通りの苫小牧から大洗行のフェリーに乗って、この記事を書いています。
・・・といっても旅は予定通りにはいきませんでした。
このフェリーには、愛すべき相棒が乗っていません。
なんとM38君を北海道に置き去りにしての乗船です。
詳細は後に譲り、記事を続けたいと思います。
9月2日の札幌から網走への移動中に発生したハプニングについては、すでに2つ・・・ワイパープレードぶっ飛び事件、ブレーキランプの点きっぱなし事件・・・をアップしましたが、3つ目は、「ガス欠」事件です。
さてさて3つ目のハプニング物語の幕開けです。
札幌市内でガソリンタンクを満タンにすると、高速に乗りました。
ガソリンタンクの容量は、概ね45リットル、ジュリ缶はガロン缶ですが、約20リットル入っています。
予定では、札幌北インターから、旭川紋別自動車道を走り切ると、下道に降りて最初のガソリンスタンドで給油すれば、ジュリ缶を使わず本体のガソリンだけでなんとかなるだろうと考えていました。
万が一ガス欠になった場合は、ジュリ缶から給油すれば、それだけで100km以上走れます。
一応燃料計はついていますが、かなりアブアウトで、針が「E」の位置で給油すると、なんと20リッターも入ります。
だからいつも頭の中では、マイル⇔キロを換算しながらトリップメーターと燃料計を見て、あとどれくらい走れるか計算しながら走っています。
都内ではリッター5kmを目安に走っていますが、長距離の高速は未経験です。
そこで高速の燃費をリッター5kmと推定して走り始めました。
昨日の記事でとりあげた『北の道の駅しらたき』を通り過ぎて、あと3kmで旭川紋別自動車道が終わろうとしていたら、突然エンジンが息継ぎをしました。
その瞬間来るものが来たことを察しました。
そう、ガス欠です。
たまたましらいとインター付近でエンジン停止し、惰性で合流地点の端の広くなったところに駐車させました。
ガス欠になることを予想したうえでの出来事でしたが、まさかこんなに早く来るとは思いもよりませんでした。
早速後ろのジュリ缶から給油し、走行再開!
そこから数キロでガソリンスタンドにたどり着き、満タン給油させていただきました。
M38君の高速走行は、かなり無理がかかっているようで、燃費も悪いですね。
今日は最愛のM38君と一緒に帰れないというショックから、これで船室に籠って、やけ酒飲んで寝ようと思います。
大洗からどうやって帰ろう・・・・・・・・
北海道Jeep Touring 9/3 ハプニング2 [我が愛しのWillys M38]
いよいよ北海道最後の夜を過ごしながら記事を書いています。
振り返ってみると、青空の下、北海道を走りたいという思いは、4日、5日と叶えられました。
まぁ、ハプニング満載の思い出深いツーリングになったのではないかと思います。
さて、今日はそんな中から、札幌から網走まで走り抜けたときにおこった二番目のハプニングです。
旭川紋別自動車道で唯一(だと思います)のPAになっている『北の道の駅しらたき』で、こんな写真を撮りました。
以前JK君と高機動車に並べて撮った時に、「輪止めを・・・」というご意見を頂いたので、輪止めをしました。
といっても一つだけですが。
いつも駐車するときは、輪止め使います。
次回からは、二つ持参しましょう。
さて、こんな写真を後ろから撮っていると、「んん、スモールランプが点いている!!」と思って運転席に向かったら、ライトスイッチは切れています。
(以前にもお話ししましたが、現在BOAのスイッチはフロントパネルについていますが、使用していません。)
まずスモールをつけてみたら、今点灯しているランプの他にランプが点く・・・ということは、点きっぱなしになっているのは、ブレーキランプ!!!!!
本来M38にヒューズボックスは無いのですが、昨年のレストア時に配線は今風に全部引き直したので、ヒューズボックスからブレーキランプの配線を外せば・・・配線図が無いので、どれを外せばいいか事は簡単ではないなぁ。
ということで、車の下に潜り込んで、マスターシリンダーについているブレーキランプの配線を外して、テープで養生をしてリスタート!!
ブレーキをかける時は手信号で止まります(^^)
この日二つ目のハプニングは、ブレーキランプの故障でした。
なかなか壊れないところだと思うのですが・・・
まだまだ、ハプニングに話題は尽きません(^^;